【第3次隊 佐藤隆臣 青森県大隊長】
「令和7年3月19日を持ちまして全ての活動を終了し、無事に帰隊いたしました」
青森消防本部では19日までに、延べ51隊176人が大船渡市に派遣され、消火活動や夜間の警戒活動を行いました。
大船渡市の林野火災は、26日で発生から1カ月。9日に鎮火が宣言されましたが、岩手県内の消防が残った火種を消す作業を続けているということです。
【第3次隊 佐藤隆臣 青森県大隊長】
「基本的には野焼き、屋外での焼却処分はできないことになっています」
「風が強い時・空気が乾燥している時などは、非常に火災が拡大しやすい恐れがあるので、その時には絶対しないということが求められます」
愛媛県今治市や岡山市など各地で山火事が発生していて、春は火災が増える傾向にあります。
青森消防本部によりますと、2023年までの10年間を月別に見ると、火災の発生件数は4月が最も多くなっています。乾燥するこの時期、火の取り扱いにはより一層注意するよう呼び掛けています。