「弘前市公園緑地課の予想では、弘前公園外堀の開花はきょうとなっています。果たしてきょう開花となるのでしょうか」
弘前市公園緑地課の樹木医、チーム桜守の3人。開花状況調査を実施し、外堀のソメイヨシノを確認します。
胴吹きの桜はいくつか開花していますが、15日の弘前市の最高気温は9.8℃。枝のつぼみはピンク色になり、ふくらみつつあるものの、外堀は開花にはなりませんでした。
【弘前市公園緑地課 桜守 橋場真紀子さん】
「昨日と比べても全体的につぼみは進んでいるんですけども、あともう少しだというところで、気温の状況を桜はきちんと感じているんだなと」
園内の開花予想は、16日となっていて、この予想に基づき、弘前さくらまつりは16日に開幕します。
園内の出店では、最後の準備に余念がありません。大正時代からまつりに出店し続けている三忠食堂。1日500食ほどが売れることから、人気のおでんを煮込んだり中華そばの具材を切り出したりして準備していました。
【三忠食堂 店主 黒沼三千男さん】
「もう準備は万端です」
「お客様に入ってもらって、忙しいと良いと思っています」
また、弘前消防本部の職員4人が出店を1軒ずつ回り、消火器の確認やガスボンベが固定されているか点検していました。
【弘前消防本部予防課 清野和人消防司令長】
「まずは、火災が起きないように、火の周りそれを重点的に注意して扱ってくださいと呼び掛けています」」
「弘前さくらまつり」は16日開幕、5月5日まで20日間の会期での開催となります。