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停電防ぐため「カラスの巣」を除去 4月が巣づくりのピーク/青森市

2025.04.16(水) 18:45

春先の時期に見かけるようになる電柱の上に作られたカラスの巣。取り除かないと、停電の危険があります。

【稲葉千秋アナウンサー】
「例年、春のこの時期にカラスの巣づくりが盛んに行われます。停電を防ぐために電柱の上に作られたカラスの巣を取り除く作業が行われます」

【作業員】
「作業開始」
「作業開始、了解」

青森市の青森漁港付近で行われた除去作業。やや強い風が吹く中、東北電力ネットワークの作業員たちが、高所作業車を使って慎重にカラスの巣を取り除きました。

【青森朝日放送 蝦名温人】
「こちらは、先ほど取り除かれたカラスの巣です。実際に手にしてみると意外と大きく、そしてしっかりとしています」

巣は木の枝だけで作られていましたが、ハンガーなどの金属類が、巣の材料に使われた場合、電線などに接触して漏電し、停電が発生する恐れがあります。

2024年は3月から6月までに青森県内で2865個の巣を除去したものの、4件の停電が発生しました。2025年3月には、すでに389個除去したということです。

【東北電力ネットワーク 成田傑さん】
「カラスの繁殖期でもありますので今ぐらいの状況がピーク」
「金物がある場合は、電線に接触することで停電になる場合がございますので、細心の注意を払って除去しております」

東北電力ネットワークではこのほか、巣を作りやすい場所に様々な形の防止器具を設置するなどして、対策をしています。

カラスの巣を見つけた場合は、東北電力ネットワークのお問い合わせチャット、またはコールセンターまで連絡してください。

チャットには、電柱についている電柱ナンバーとカラスの巣の状況を写真で撮影して送るとスムーズに対応できるということです。
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