【三戸町 沼沢修二町長】
「稼ぐ自治体稼ぐ役場というものを(公約に)立てております。具体的にはふるさと納税この制度を活用して、全国からの寄付をいただいて、その得た財源で、課題解決につなげていくということでございます」
説明会には、三戸町の返礼品を提供している町内外の事業者20人ほどが参加し、会の冒頭、沼沢修二町長が制度の有効活用や利用拡大を呼び掛けました。
三戸町のふるさと納税は、2024年度3億5083万円の寄付がありました。返礼品はおよそ180種類が用意されていて、内訳はリンゴが8割以上を占め、これに「11ぴきのねこグッズ」やニンニクなどが続くということです。
これまで町は、寄付を利用して11ぴきのねこの石像や18歳までの医療費無料化、三戸高校の支援などの事業に有効活用し実現してきました。
今後は、2028年度中に2024年度比7割増しとなる6億円を目指します。
28日は勉強会も開かれ、返礼品の提供事業者たちが魅力的な商品開発手法などについて理解を深めていました。
【ニンニク生産加工業者】
「町の発展のため手段ということでしたので、ぼくらもそれに寄与できたらと思っている。どんどん商品数も増やしてお手伝いできたらなあと思います」
【リンゴ・サクランボ生産者】
「自分は良いものをつくって喜ばれるものを出せればそれで良いかな。後は役場の方でいろいろやってくれるので」