テスト走行は完全自動運転まで5段階あるレベルのうち、運転手が同乗する「レベル2」で、最高速度は35キロ、定員15人のバスで実施する予定でした。
ところが、8月29日、東京・八王子市の甲州街道で実証実験中の自動運転バスが道路脇の街路樹に衝突、乗客数人が軽いけがをする事故が発生しました。
この業者はむつ市の事業にも参画していることから、市は安全性が確認できるまで、2日に予定していたテスト走行の延期を決めたということです。
【むつ市 山本知也市長】
これからドライバーの確保が非常に難しくなる中では必要な技術だと思いますので、交通が途絶えることがないように実証することになっていますので、実証をやめるということではなくて安全性を確保したのちにテスト走行を開始したい」