「それでは、柏農創立100周年稲刈り大会、よーい、(♪ピストル音)」
【実況:中井友紀アナウンサー】
「柏木農業の全校稲刈り大会、今スタートしました。5月に植えた稲が育ち、きれいな黄金色になりました。収穫時期を迎えた稲を刈り取っていきます」
柏木農業高校の全校稲刈り大会。4つの学科対抗で正確さや仕上がり、服装や態度が審査されます。
【中井友紀アナウンサー】
「まずは刈り取りの作業です。刈り取った後の高さがおよそ5センチになるように、鎌で刈り取っていきます」
【生徒】
(Q.大変?)「暑い、暑いっす」
(Q.うまく刈り取れた?)「めっちゃ良くできています」
【中井友紀アナウンサー】
「続いては刈り取った稲をまとめていく、結束という作業です。ほどけないように6束ほどをまとめて結んでいくという作業です。これがなかなか難しいということです」
【生徒】
「結び方が難しいです」「うまくまとまらない時があります」
その後は稲の束を積み上げていく「棒がけ」の作業。まっしぐら27俵、およそ1620キロ分を刈り取りました。
審査の結果、募集停止により2025年度でなくなってしまう生活科学科が優勝しました。
【生活科学科 成田妃麗さん】
「去年優勝できなかった分、今年皆で頑張ろうって、皆で力を合わせたので、優勝できてうれしかったです」
【生活科学科 葛西夏埜さん】
「最後で皆で思い出作れて良かったです」
収穫したコメは11月2日の文化祭で販売されるほか、シンガポールや香港などに輸出されるということです。