17日は立憲民主党県連の田名部匡代代表たちが、むつ市大畑町にあるあべファームを訪れました。こちらでは7月、ハウス内にあるイチゴ2キロほどがクマに食べられ、数千円程度の被害がありました。
【あべファーム 阿部伸義社長】
「クマが出た時の忌避剤やクマよけスプレーの配備の拡充をお願いしました」
また、7月にクマによる被害で、500匹以上の養殖サーモンが死んでいるのが見つかった山口養魚場でも、被害状況について説明を受けました。10月までに養殖サーモンが最大800匹死んでいるのが見つかり、400万円の被害が出ているということです。
【山口養魚場 麦沢智暁さん】
「わなを設置して殺処分が一番早い解決方法になるのではないかと思います」
むつ市内で2025年のクマの目撃件数は14日時点で2024年の10倍以上の890件、捕獲頭数は2024年の40倍以上の168頭に上ります。
市は対策のための十分な予算確保と専門的知見に基づく総合的かつ効果的な取り組みの推進を要望しました。
【立憲民主党県連 田名部匡代代表】
「自治体が対応するための予算が不十分だということ、予算があれば人材を確保したりわなを設置したり様々な取り組みもできると思うので、まずはそこをやっていきたい」