東北電力は先月、東通原発の防護システムの性能試験などで不正があったと原子力規制庁から指摘を受けていました。
この問題を巡って東通村の畑中村長は、東北電力の石山一弘社長に要望書を手渡し原発の安全確保と信頼確保を求めました。
これに対し石山社長は原子力事業者として重く受け止めると述べました。
【東北電力 石山一弘社長】
「第三者の評価を取り入れながら実効性の高い改善措置計画を策定して確実に実行していくことによりこのような事案が二度と発生しないよう再発防止を徹底してまいります」
【東通村 畑中稔朗村長】
「住民の理解がないと先に進まない事業でありますので今回のような事象が発生しないように社として万全の対応を期していただきたい」
一方で、14年以上にわたり運転停止が続く東通原発の早期再稼働に向け取り組みを加速させることも併せて要望しました。













