「弘前城天守は一次移動で18mこちらに移動しました。きょうは向きを変える回転の工事が始まります」
その重さ400トン。弘前城天守を元の場所に戻す曳戻し作業は、先月12日に仮の天守台から切り離す工事が始まりました。
7月1日からは3日間かけて水平移動。
当初の計画では、19メートルの移動予定でしたが、桜の木に接触する恐れがあったため、1メートル少ない18メートルとなりました。
そして、きょう向きを変える工事に取り掛かったのです。
【我妻組 石川憲太郎工事部長】
「では、始めます」
弘前公園の本丸では、開始の合図とともにジャッキが動き出し、弘前城天守が反時計回りにじわりじわりと回転し始めます。
およそ30分で角度8度ほど回転。最長1週間ほどで25度、動かす計画です。
展望台には、回転工事があることを知らずに訪れた観光客もいて、その様子を興味深そうに見守っていました。
【埼玉から】
「すごいですね貴重な日に来られて良かったかなと思います」
【静岡から】
「石垣というか石に近付いているのが分かりました」
「きょうは(弘前城天守の中に)入れず残念だなと思っていたらラッキーでした」
担当者は水平移動より、回転移動の方がより難しい作業だといいます。
【我妻組 石川憲太郎工事部長】
「回転は場所場所で角度が違うのでレールの組み合わせだったり方向だったりそういうところで調整するのがすごく難しいし、手間がかかるなとは思っています」
本格的な2次移動工事は、9月上旬に始まり、11月中に元の天守台に着座する予定です。
弘前市では公式YouTubeで曳戻し工事の映像を配信しています。世紀の大移動、興味がある方は、ご覧になってみてください。















