弘前市にある県内最大規模を誇るリンゴの選果施設、JAつがる弘前河東地区りんご施設。
今回の実証実験で大阪の青果市場へと運ばれたのは、「弘前ふじ」の中でも糖度13度以上のものを厳選した「ゆめひかり」504ケース計5トンです。
リンゴを載せ弘前市の施設を出発したトラックは、青森市にあるJR貨物の東青森駅へと到着しました。
JAつがる弘前やJR貨物など4者が共同で行った今回の実証実験。青森から東京までを貨物列車で、東京から大阪までは高速道路を自動運転で走行するトラックで輸送します。
複数の輸送手段を組み合わせる「モーダルコンビネーション」。トラックドライバーの人手不足への対応や、災害が発生した時に輸送方法の選択肢を増やすことなどを目的としています。
JAつがる弘前は、その効果に期待を寄せています。
【JAつがる弘前 天内正博組合長】
「まず何よりも労働管理だと思いますよね。人材不足をいろんな意味で補っていければと良いなと思います」
リンゴを載せた貨物列車は、その日の夜に東京に向けて出発します。
翌日朝に東京の貨物駅に到着したコンテナは、自動運転を行うトラックに積み替えられました。
今回の実験では、運転手が乗り、必要な時に操作を行う「レベル2」の自動運転で東京から大阪までの高速道路を走行。
大阪の貨物駅に到着し、県産リンゴは無事に青果市場へと届けられました。
将来の実用化に向けて期待が高まる「モーダルコンビネーション」。
JAつがる弘前は、行政の支援も受けながら早期の実現にこぎつけたいとしています。
【JAつがる弘前 天内正博組合長】
「これが最終的に、東北道あるいはさまざまな路線に活用できれば、まだまだ輸送コストも減っていくと思っています」









