講演会にやってきたのは、2002年のワールドカップで日本代表の監督を務め初のベスト16に導いたフィリップ・トルシエさんです。
【フィリップ・トルシエさん】
「皆さんこんにちは、トルシエ監督です」
トルシエさんは現在、世界遺産にもなっているワインの産地サンテミリオンでワイナリーを経営していて、食文化の発信にも取り組んでいます。
日本でもオリジナルワインを展開していて、その名も「フラット3」。日本代表を率いたころのトルシエさんの代名詞とも言える戦術名です。
今回はサッカーではなく、食をテーマにした講演会。八戸市にやって来るきっかけとなったのが、「青森の黒にんにく」。
トルシエさんは、農水省の公式ユーチューブチャンネル内の企画で、「青森の黒にんにく」を使ったメニューを食べ、この食材に「大きな可能性」を感じたということです。
この評価に、県黒にんにく協会の関係者は…。
【青森県黒にんにく協会 柏崎瑞貴代表理事】
「味と料理に合う、そこに尽きるのかなと、おいしいものを生産して、認められたなという思いでうれしく思っています」
「世界に広めていければなと思っております」
「青森の黒にんにく」は県内のGI産品の1つ。GIとは「地理的表示」のこと。特定の地域を生産地として、その土地の気候や風土と結びついた品質や歴史を持つ産品を登録する制度のことです。
トルシエさんは、ユーチューブでの実食企画の後、農水大臣との会談で「GI産品の魅力を世界へ伝える活動に協力したい」との思いを伝え、その第一歩として県内での講演会が実現しました。
【フィリップ・トルシエさん】
「売るということだけを考えるのではなく、どうやってつくったのか、どうやって使うのか、消費者目線で考えるべきだと思います」
講演のテーマは「世界を魅了する青森ブランドの勝算」。
トルシエさんは、現在住んでいるモロッコが、次のワールドカップで共同開催国の1つとなっていることにちなみ、「2030年に向けて世界へ発信していこう」と熱い思いを語りました。
【フィリップ・トルシエさん】
「強いアイデンティティがある、情熱を持ってそれをつくっている生産者がいる、世界の市場に羽ばたく可能性がある」
トルシエさんは、7日午前10時からJA十和田おいらせでスポーツと食をテーマに講演会を行います。
参加は無料で、先着333人には青森の黒にんにく関連のプレゼントも用意されています。














