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青森山田、悲願の日本一へ「ビッグコンビ」と「雪辱のエース」 高校野球春のセンバツ

2025.03.12(水) 18:45

高校野球春のセンバツがまもなく開幕します。秋の東北大会で準優勝を果たし、2年連続の出場となる青森山田。チームの特徴と注目選手を紹介します。

2年連続4回目のセンバツに挑む青森山田。この日は開幕のおよそ2週間前。合言葉は「個の力を上げること!」

【菊池伊眞主将】
「昨年のチームと違って、一人ひとりの絶対的な選手がいないんですけど」
「全員で戦っていくチーム力のあるチームだと思います」

導入から1年となる低反発バットでも振り負けないように、ウエートトレーニングを強化。オフシーズンはベンチプレス80キロ以上を目標に設定し、スタメン全員が見事クリアしました。

4カ所で行う打撃練習もとにかく量。選手たちは1時間以上バットを振り続けます。中でも前年、夏の甲子園でホームランを放った佐藤洸史郎や、ベンチプレス100キロの佐藤隆樹が快音を響かせていました。

攻守のキーマンは二遊間の「ビッグコンビ」。セカンドの蝦名翔人は身長184センチ。パンチ力のあるバッティングで新チーム結成以降4番を務めます。

【蝦名翔人選手】
(Q.持ち味)「自分の持ち味は身長を生かした長打力だと思うので甲子園でも大会通じてホームラン打てればと思います」

ショートの伊藤英司は身長187センチ。打撃センス抜群で、前年のセンバツ1回戦ではサヨナラタイムリーを放ちチームのセンバツ初勝利に貢献しました。

【伊藤英司選手】
(Q.持ち味)「チャンスの場面、大事な場面での一本を出せるっていう所が自分の持ち味だと思います」

そんな2人をつなぐ特別なボールがあります。

【蝦名翔人選手】
「英司とキャッチボールする時に使っているボールがあって、そこに『日本一の二遊間』という言葉が書いているんですけれど」

また甲子園に戻ってこられるように。その思いを込めて、前年夏の甲子園からキャッチボールの時にはこのボールを使い続けています。

【蝦名翔人選手】
「二遊間でノーエラーを目指してやって行きたい」

【伊藤英司選手】
「二遊間でのビッグプレーが出せるように頑張ります」

投手陣を引っ張るのは下山大昂。最速144キロのストレートに加えて抜群のコントロールが持ち味の「不動のエース」です。前年の夏の甲子園では2年生ながら3試合で先発を任されベスト4の原動力に。しかし前年のセンバツでは・・・

【下山大昂投手】
「外野のボールボーイやってました」
「1年前は自分は悔しい思いをして、投げたいなという思いがずっとあって、1年後エースとしてマウンドに立てるというのが自分にとっては一年前の悔しさというのが晴らせる場所だと思います」

悔しさから1年。下山はエースナンバーを背負いセンバツのマウンドに上がります。

【下山大昂投手】
「甲子園はまずチームの勝利のために自分が全力で腕を振って、あとは楽しんで投げている姿をみんなに見てもらえればいいなと思います」

直近の甲子園では春・ベスト8、夏・ベスト4と着実に優勝に近づいている青森山田。この春、見据えるのは・・・

【菊池伊眞主将】
(Q.センバツの目標)「やっぱり日本一というところをずっと目標にやってきたので、日本一という目標をぶらさずにやっていきたいですし、でもまずは昨年の最高成績のベスト8を超えることを第一目標にやっていきたいです」
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