青森大学の櫛引素夫教授は23日に青森市役所を訪れ、提言の内容を西市長に伝えました。
【青森大学 櫛引素夫教授】
「雪に向き合ってどう生きるか、若者たちに何をどう伝えるか、市長をはじめとする青森市に暮らす大人全員の宿題だと考えています」
櫛引教授は2025年、3度開催された市の除排雪検討会議の座長を務めましたが、多くの反省と教訓が残ったと振り返りました。
そのうえで、国内のほかの豪雪地帯、新潟県上越市など3つの自治体へのヒアリングを踏まえて今回の提言をまとめたということです。
提言では、市が昨シーズンの冬に実施した道路がふさがるのを防ぐために段階を踏んで行う「二段階除雪」への評価に手が回っていないことや、除排雪業者の作業の評価方法などを巡り、県と市の認識のずれが表面化したなどと考察しています。
今後については、青森市の雪対策をまとめた報告書「豪雪災害白書」の再検討などを市に求めるとしました。
【青森大学 櫛引素夫教授】
「今青森市に欠けているのは、雪のまちとしてのビジョンだと」
「除排雪の大変さを伝えながらも、ビジョンとか理念がないと、若者って青森に背を向けるしかなくなるんじゃないかと」
「大きな柱をちゃんと立てることを意識しました」
提言に対して西市長は、「行政や市民が雪とどう向き合っていくか再定義する必要があると感じていた。大いに参考にさせていただく」と述べました。















