仙台市に本社がある七十七銀行のグループ会社、七十七リサーチ&コンサルティングの試算によりますと、青森ねぶた祭の推計観光消費額は、前の年を3.5%上回る320億円でした。
東北の主な祭りと比べると、青森ねぶた祭だけが唯一300億円を超えていて、次いで仙台七夕まつりが215億円となっています。
七十七リサーチ&コンサルティングの田口庸友首席エコノミストは、「青森ねぶた祭は期間の長さや入り込み客数、熱量のすべてが断トツ」で、観光消費額も飛び抜けていると話します。
【77R&C 首席エコノミスト 田口庸友さん】
「大きな要素としては、インバウンドの増加消費単価の高い外国人観光客の底上げ効果といったものが効いていることと祭りそのものが比較的誘引力が高いそれを維持できていることに尽きると思います」
その一方、長引く物価高が夏祭りにも影響しているといいます。
【77R&C 首席エコノミスト 田口庸友さん】
「いろいろなものを節約する中で、せっかくお金を使いたい夏場のイベントも節約の対象になっているにぎわいはあるけれども、財布のひもは固いという状況があり(消費が)伸び悩んでいるということが言えると思います」
また、資機材の高騰による制作コストの増加に加え、警備費など運営面でのコストの増加もあり、夏祭りをどう継承していくかが課題となっています。















