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弘前公園そばの旧水族館をカフェに再生 「景色を眺めながら一休みを」

2026.06.16(火) 18:45

弘前公園のすぐそばに、かつて水族館がありました。父との思い出が残る水族館だった建物を、カフェとして再生しようと奮闘する夫婦がいます。

弘前公園西堀にある春陽橋のすぐそばにたたずむ白い建物。かつて、ここは水族館として使用されていました。

【カフェをオープンする 坂口瑞乃さん】
「父親が遺した水族館の建物を、なるべく元の形のまんまで何かに使いたいなと思った時に、この風景を見ながらコーヒーを飲めたら良いな。そういう空間にしようというのがまずは始まりです」

水族館は今から69年前、1957年に開館しました。

岩木川漁協が運営し、ペンギンやアザラシなど小さいながらも様々な生き物がいたそうです。

坂口さんの父・一戸忠蔵さんは、その水族館の一員として働いていました。

その後、水族館が閉館すると一戸さんはこの建物を購入しますが、そのままの状態に。

娘の坂口さんは、せっかくならこの空間を活用したいと2年前、夫婦で東京から移住し、建物のリフォームに取りかかったのです。

【カフェをオープンする 坂口瑞乃さん】
「この公園の外堀は特にそうなんですけど、休憩できる場所がほとんどなくて、歩いて気持ちの良い場所なのにちょっと一休みする所は皆欲しいかなと」

夫の坂口晃司さんは、シューズデザイナーをしていた経験を生かし、建築家と相談しながら室内を白を基調とした空間に生まれ変わらせました。

アザラシを飼育していたプールは、椅子3脚が収まるおしゃれなスペースへと様変わり。

中央にはイギリスの古い水道管を再利用した鉄製のテーブルを配置し、銀色のシャンデリアも目を引きます。

【坂口晃司さん】
「のんびり作れたし過ごせるかな。四季折々ここはすばらしいので景色が。桜の時期だけではなく、楽しんでいただけたらと思っています」

坂口さんは、雑誌社の専属スタイリストを長年務めてきましたが、カフェの仕事は、全くの初めてです。

【カフェをオープンする 坂口瑞乃さん】
「素人ですよ、自分のためにしか入れてないし、家で飲むためでしかなかったですからね。人に入れるというのはなかったことなので」
(Q.チャレンジ)「そうですね。それをおいしいと思ってもらえるかどうかじゃないですかね」

西堀のきれいな景色を眺めながらゆっくり楽しんでもらいたい。店の名前は、住所が59番地なので「59(ゴクー)」という名前で開店しようと考えています。

【カフェをオープンする 坂口瑞乃さん】
「本を持ってきたり、自分の音楽でも良いですし、何かこうここに来るとちょっと元気になるなみたいな、そういう休憩の場所になると良いかなと思います」

カフェ「59」は、7月下旬以降にオープンする予定です。
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